私の父は鍼灸師です。
先日父にコリを治す治療を
してもらったのですが、
とても興味深い話を聞きました。
3か月ほど前から
右の背中が痛くて我慢していました。
いよいよ耐えられなくて
仕事にも支障をきたしてきたので
鍼を打ってもらい、電気を流し
お灸をつけてもらいました。
鍼を打ち
トントントントン トトトトトトトトト…
って感じに、電気が流れるんです。
そしてその後、灸で熱を入れ
カラダを温める
そこで 「コリの仕組み」について父に聞いてみました。
コリというのは、筋肉がギュッと
緊張する状態らしいです。
筋肉がギュッとなると、
筋肉の間に流れている血管が 細くなります。
すると、血液が通りにくくなる。
血液が通りにくくなると
カラダに栄養が運ばれにくくなり
カラダが冷えてくる。
鍼でのコリの治療は、 電気を一定のリズムで流すことで
筋肉をゆるめ、筋肉がゆるむと、
細められていた血管が元の太さに戻りやすくなる 。
さらに鍼で熱を入れることで
冷えた筋肉をさらにゆるめていく。
そして血液を流れやすくする。
灸は鍼の先に付けて、鍼を通して熱を入れます。
温泉に入っているような 、まさに体の芯から温まる(筋肉ですが)
気持ちの良い感じになります。
ココロとカラダをつなげる私は、父に質問しました。
「ということは、血液が届きにくくなるから
病気にもなる可能性が高まる?」
すると
『高まるやろなぁ』と、言うのです。
ここで、私の中でつながり始めたのが
カラダを緊張させる原因は何か?
ということです。
スポーツなどによる筋肉痛以外
日常的に恒常的に
筋肉を緊張させる原因は何か?
私が関わる管理職の人たちにも多いのが
緊張の瞬間はたくさんある
・重要なプレゼン
・取引先とのキワキワ折衝
・関係性が悪化している人との対峙
・お客様のクレーム対応 ・様々なトラブル
・喧嘩している瞬間 ・時間に追われている などなど
私達は危険を感じると、脳のある部分が動き出し
カラダに反応を起こします。
筋肉の緊張状態を創り出すんです。
それも、意識してではなく
反応的に、反射的に
つまり、 コリの原因が緊張にあるならば
緊張を作るのはココロ 。
緊張が身体の冷えを作ったり
血流を悪くして病気になるならば
だったら
ココロを扱うことで
病気も未然に防ぐということも可能?
カラダのメッセージから
原因を扱うことも可能になる !
ココロとカラダのつながりが
リアルに自分の身体を通して
つながった瞬間でした。
当然、コリにも
メッセージがあるってことです。
ちなみに私は、この原理が分かったと同時に
カラダのコリは消えていきました。
父とカラダの不思議について話をすることを、
コリが何か月もかけて教えてくれていたようです(笑)
なぜなら
家族の中で私だけ
父の鍼は”痛くて苦手”でした。
「私には鍼は合わない」と決めて
治療を受けるのを避けていました。
原理を知ることで、
鍼が全く痛くなくなったという
不思議な体験もしています。
あれも
痛みの恐怖に対しての緊張が
固まった筋肉に鍼を打つことで
治療の痛みを作っていたんだなぁと(笑)
この長きにわたる父の鍼への抵抗も
この原理を知るために
必要なことだったのかもしれません
カラダとは本当に素直に
メッセージを伝えてくれています。
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