奴隷のココロのメガネを外す

(ご本人の許可をいただいて掲載しています)


生きる目的を見つけたい。


暴言を吐く母親、そして暴言を吐く姑

小さい頃から"私は見捨てられたら生きていけない"と、生命の危機をいつも感じていました。そして、"いつも私の居場所はない"と感じていました。

人のために時間を割いてばかりいる感覚の中にいるので、それらを自分の軸に戻したいけれど、自分がどうしたいのかわからないというご相談です。

最初にお伝えしたのは、私が答えを出すわけではないこと。答えを見つけていくためのサポートはできますが、「わからない。難しい」という言葉を使い続けていると、脳は考えるのをやめてしまうとご説明した後、「どうしたいんですか?」と伺うと、

「見つけます」とおっしゃいました◎


これまでの人生のお話を話してくださって

・自分のしたいことなんて考えちゃいけない。

・周りにはもっと不幸な人がいて、自分ももっと不幸じゃないと、仲間外れにされて孤独になる。

・こんなこと、話しても「なんだその程度?」って思われそう。


こうして、本当にやりたいことを自分で閉じ込めて、

言いたいことや表現したいことをしない自分になってしまわれていました。


どうして私はこんな人たちを

自分の人生に用意してるのか?

すべての出来事に意味があります。


ですが、どんなココロのメガネをかけているかによって、

その状況から受け取る情報は変わります。


言葉が含む意味合いは人によって全く異なります。


表現されている言葉の定義や

どのようにしてそれらにその言葉を選んだのか

伺って、言葉の見直しと、ココロのメガネを見つけていきます。


様々な対話の結果、見つけたココロのメガネは"奴隷のメガネ"でした。


奴隷は常に"女帝"を存在させました。

そしていつも惨めな気持ちを味わせ、蕁麻疹を出させて、

弱く可哀想な自分を作り出しました。


「水戸黄門の最初の20分間が観れないんです。」


父ちゃんと引き離されてしまう可哀想な女の子

悪代官に騙されて引き込まれる哀れな女性


「自分と重ねてしまうんです」

"こういう風になりたくない!"


その思いが、状況を作り出す仕組みを説明し、新しい思考を訓練していただいています。


『どの常連役になりたいですか?』と伺うと


風車の弥七。お銀じゃなくて」


理由を伺うと、

「どういう風にしたら、この物語が面白くなるかを一番よく知っている展開を変える重要な役割」と。


出来事には目的があります。


女帝を存在させることで、優しい女性を見つける能力と、

関わる時のベストなタイミングを図る能力を高めてくれました。


これから必要なのは、

自分の意見を伝えていくこと

女帝はもう必要ないんじゃないかな。


そんな思いが生まれているようです。

言葉を変えて、現実を作っていく。

脳を動かしていきます。


未来記憶を思い出す。


必要なことはすでに起きている。


そして、


これからも様々なメッセージが降ってくる。

ココロのメガネを見つけだし、

取り入れる情報を変え、

言葉を選び、行動していくことで

新しい思考に切り替わっていきます。


ご自身の発見をいつも楽しんでいらっしゃるので、

これからがさらに楽しみです。


なかなか思考が追いつかないこと、

思い通りに言葉が出てこないことに対して、

謝られたり、焦ったりされてる方が多いのですが、

これは悪いことじゃないんです。


脳に新しい反応が起きている良い証拠。

だからそれらも楽しんで仕舞えばいいだけのこと。


答えをすぐに出さなきゃいけないというのは、

義務教育の"答えありきな世界"で学んできたからかもしれません。


でも、最初から答えがあるなんてつまんない。

答えを見つけていくプロセスを楽しめるようになると、

人生は冒険と実験の毎日になっていく。


だって、問いのあるところには、

必ず答えがあるんですから。


生きるって面白い。

ココロのメガネ屋

命の時間を価値ある時間に

トランスフォーメーショナルコーチ


松下並樹

ココロのメガネ屋 トランスフォーメショナルコーチ 松下並樹(まつしたみき)

自分で自分をケアできる時代を目指す。 ココロのメガネ屋はセルフケアを目指す人のサポートを行っています。

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